肌が綺麗な女性

女性の体内にある卵子の数はすでに決まってる

妊娠を希望する女性にとって、事前に知っておきたい事柄は多くあります。
その中のひとつに卵子に関しての問題があり、高齢になるほど妊娠が難しくなる原因となっています。
女性の体内にある卵子の数は一生で生み出される数が決まっており、卵子のもとになる原子卵胞は生まれた時には卵巣に約200万個蓄えています。
そして生まれてから月経がはじまる思春期に向けて、約170万個から180万個が自然に消滅して、思春期を経て成人を迎える年齢の頃には約20~30万個まで減少します。

最初は200万個の状態から妊娠を意識する頃には一割近くにまで減少してしまい、しかもこれで減少が止まるわけではありません。
この後も月経を迎えるたびに約1000個が減少していき、一日で考えると30~40個ずつ減り続けていると考えられます。
原子卵細胞は日々減少していき、そのため歳をとるほど妊娠がしにくくなってしまうわけです。

原子卵胞は数に限りがあり、卵子に関しても同様と言えます。
思春期の頃に20~30万個と考え、その後は一ヵ月ごとに1000個ずつ減っていくと計算すると、現在の年齢からある程度は体内の原子卵胞の数が推察できます。
ただしあくまでこれは学術的に言われている内容で、思春期の時期でさえ10万個の違いがあるので、完全な数は分かりません。

妊娠を希望する女性にとって、卵子の数は知っておきたい事柄です。
ただ漠然とした数は分かりますが、それが完全に一致しているわけではなく、個体差もあるので大まかな判断材料にするくらいの気持ちで受け取ってください。
一生の卵子の数は決まっていて、さらに原子卵胞も年を取り、卵子を作り出しても機能を失っている状態が多くなってしまいます。
それゆえ妊娠が厳しくなり、高齢よりも若い方が妊娠しやすいのは、体の機能を考えれば当然のことになるわけです。
ただ妊娠に関しては女性だけではなく、男性側にも関わってくるので互いの状態を知ることが大切になります。

1回の射精に含まれる精子の数はどれくらい?

妊娠で大切なのは卵子の状態だけではなく、精子に関しても同様です。
一般的に男性が1回の射精で行われる精液の中に、精子は1億2000万から5億という数が含まれています。
数に差があるのは、1回の射精に関して精液の量に個体差があるからで、だいたいは2~5mlが平均値です。
1mlあたり6000万から1億の精子が含まれており、射精量が多いほど増えていきます。

女性の膣の中は精子が生き延びにくい弱酸性となっており、弱い精子はすぐに活動性を失ってしまいます。
膣内に射精された精液の中で、生命力の強い精子だけが必死に生き延びられる場所に向かって泳ぎだしていき、向かう先が弱アルカリ性になっている子宮頚管です。
無事頸管内にたどり着いた精子は3~7日くらい子宮膣内で生き続けることができて、卵子と受精するチャンスを待っていきます。
この時点で運よく巡り会わないと、女性の体内で死亡して吸収されてしまいます。

こういったプロセスが必要となるため、妊娠を望む場合は双方のタイミングが重要になります。
タイミングに関して女性が合わせるのは難しく、男性側に協力してもらうことが大切です。
また1回の射精で出される精子の量は、ほぼ一日の睾丸で生産される量となります。
それゆえ短期間に何度も射精することは可能ですが、精子の生産が追い付かず、後になるほど精液の中に含まれる精子の量は少ないです。

また精子も年齢と共に老化していき、35歳を境目に劣化していく場合が多くなります。
ただ個体差によっては年をとっても元気なままというケースもあるので、月経が終わった女性と違い、高齢であっても妊娠が不可能というわけではありません。
ただ妊娠が成功する確率は若い方が高いです。